アクセス速度比較


DreamHostなどの海外レンタルサーバーは、低価格でかつハイスペックという魅力がある反面、アクセス速度が遅いと思われている方が多い。そこで、簡単にですが国内のレンタルサーバーと海外レンタルサーバーのアクセス速度を比較してみたいと思う。

但し、アクセスする側のPCスペックや契約しているプロバイダー、アクセス時間によっても大きく異なるので数値は参考程度に見て欲しい。

今回、私がテストする環境は下記の通り。

(アクセス側PC)
OS: Windows8.1 Pro
PC: DELL Optiplex 7010
プロセッサ: Intel Core i7-3770 3.40 GHz
RAM: 16GB
NIC: Intel 82579LM Gigabit Network Connection
Browser: Google Chrome 35.0.1916.114

(プロバイダー)
NTT メディアサプライ DoCANVAS

(比較レンタルサーバー)
1.XServer(日本)
2.DreamHost(アメリカ)
3.HostGator(アメリカ)

(比較サイト)
1.XServer(日本)
 HostGator日本語ガイド

2.DreamHost(アメリカ)
 DreamHost日本語ガイド

3.HostGator(アメリカ)
 http://xn--****.com/

3.のサイトは伏せさせてもらっているが気にしないで欲しい。人に見せられるようなサイトではないので伏せている。アダルト的なサイトを意味しているのではなく単にしょぼすぎるサイトなだけです。

 

サイトの表示速度について

本タイトルにもなっているが今回測定するのはあくまで、アクセス速度である。皆さんが知りたいのはサイトの表示速度なのかもしれないが、サイトの表示速度は大きく分けて下記の4つが影響している。

①サーバースペック
今回は比較しないが日本のレンタルサーバーも海外のレンタルサーバーもどちらもあまり大きな差はない。以前私が調べた際は、海外のレンタルサーバーの方が一歩先に進んでいるといった感じでした。

②クライアントスペック
クライアントスペックに関しては少しだけ触れますが、細かくは触れません。

③アクセス速度(転送速度)
今回測定したいのはこのアクセス速度

④サイトの作り
実はこのサイトの作り方も大きく影響する。しかし、ここは個人任せなので特に触れない。しかし、GoogleのDeveloper Toolでサイトの構成チェックツールがあるので是非確認して欲しい。ページの表示速度もこのツールでおおよそわかる。

Google Developer Tool

 

クライアントスペック

クライアント側のスペックでアクセス速度に影響があるのは、大きく分けて下記の4つ。

①CPU
②メモリ(RAM)
③ネットワークカード
④LANケーブル

※無線環境の場合は、③④は変わってくるので注意

①②CPU、メモリ(RAM)
CPUとメモリは、アクセス速度に影響はあるものの動画再生や複数のアプリ同時実行時などでなければ、実はそんなに大きな要素ではない。高負荷な状態の時にアクセスするとどうしてもそちらにリソースが食われてしまう為に、速度に影響がでることはあるので予算に余裕がある場合は、高CPU、メモリのPCを選択するとよい。

PCを買うのではなく自分でCPUやメモリをカスタムできる人はそれに越したことがない。

③④ネットワークカードとLANケーブル
ネットワークカードとLANケーブルはアクセス速度に大きく影響がでる。一度自分のPCのネットワークカードとLANケーブルを調べて見て欲しい。

LANケーブルの種類 CAT5 CAT5e CAT6 CAT7
通信速度 100Mbps 1Gbps 1Gbps 10Gbps
対応ネットワークカード 10BASAE-T
100BASE-TX
10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T
10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T
1000BASE-TX
10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T
1000BASE-TX
10GBASE-T
伝送帯域 100MHz 100MHz 250MHz 600MHz

ネットワークカード、LANケーブル選びのポイント

上記の表を見て頂いたら分かる通り、LANケーブルの種類やネットワークカードの種類によって通信速度や、伝送帯域の上限が決まっている。最近購入されたPCであればまず間違いなくネットワークカードは1000Base-TX以上のものが付いていると思えばいい。

問題はLANカードの方である。PCは買い替えたがLANケーブルは以前使用していたものをそのまま流用して使い続けているという人が意外に多い。LANケーブルはいくつかのカテゴリーに分類されており各カテゴリーによって速度上限がある(上記表を参照)。

今、自分が使用しているLANケーブルのカテゴリーの見方は、LANケーブルを見て頂ければ分かる。LANケーブルのケーブルに「CAT5」「CAT5e」といった記載があるはずである。もし、表記が『CAT5』となっていれば即買い替えて欲しい。せっかく、PC、ネットワークカードが1Gbpsの通信速度に対応しているのにLANケーブルが100Mbpsしか対応していなければ当然、最大通信速度は低い方の100Mbpsで制限されてしまう。

確実に「CAT5」「CAT5e」「CAT6」「CAT7」のいずれかになっていることを確認して欲しい。あと忘れがちなのが、HUBやルーターである。HUB、ルーターを使用している人は合わせてそちらも確認して下さい。HUBやルーターにも最大通信速度があり、古いものを使用していると100Mbpsの場合もある。最近はめったにないが最大10MbpsといったHubもあるので注意。

ソフマップ・ドットコム

 

アクセス速度比較

ようやく本題だか、PINGを使用してDreamHost、HostGator、XServerの応答速度を見てみたいと思う。

(測定比較条件)
測定の比較は、PINGを10回行い平均値で確認する。
データーサイズは、1パケット1000バイトのものを送る

■XServer

xserver-ping

xserver-ping

 
■DreamHost

dreamhost-ping

dreamhost-ping

 
■HostGator

hostgator-ping

hostgator-ping

 

速度比較総括
XServer 1000バイト転送平均速度 6ms
DreamHost 1000バイト転送平均速度 188ms
HostGator 1000バイト転送平均速度 134ms
※転送平均速度とは、1000バイトのデーターを送るのにかかった時間

上記の結果の通り日本のレンタルサーバーと比較して海外のレンタルサーバーは約20倍~30倍の転送速度になっている。サーバーが設置されている場所までのおおよその概算距離を測定すると日本のレンタルサーバーとDreamHost、HostGatorといった海外レンタルサーバーでは約9000倍以上の距離がある。それが、約20倍~30倍程度の速度差に収まっている時点で凄いとも言える。

今回速度比較で最下位となったDreamHostをフォローするわけではないが、結果だけを見るとHostGatorの方が上回っているが一概にHostGatorの方が早いとは言いきれない。今回の速度測定で転送データー量を1000バイトにしたのは理由がある。本来1パケットのMAX値である1500バイト付近で測定しようと思っていたのだが、HostGatorがタイムアウトを起こしてしまった。これが何を意味するかと言うと、DreamHostであれば1パケットでデーター送信が完了するところ、HostGatorでは2パケットに分割して送信する必要があるということだ。

上記の結果でいうと、DreamHostだと180msでデーター送信が完了するがHostGatorだと268ms(134ms×2)かかるということだ。

以上で今回の速度測定は終了です。不明な点があれば問い合わせフォームから質問して下さい。

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ご参照ありがとうございました。お疲れ様でした。

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